Claude Codeを生かす最大の能力は「判断力」だった

Claude Code Tips2026.09.04

Claude Codeに丸投げすれば全部やってくれる、というのは半分正解で半分間違いだ。実際に事業を回してみて分かったのは、AIが強いのは「分解」と「実行」であって、「何から手をつけるか」を決めるのは結局人間だということ。ここでは、実際に使っている思考の型を紹介する。

基本構造

やっていることはシンプルだ。Claudeに計画を立ててもらい、それをステップに分解してもらう。各ステップについて、自分が内容を理解できるなら、そのまま実行してもらう。理解できないなら、そのステップだけをさらに分解してもらう。これを、自分が判断できるレベルまで再帰的に繰り返す。

全てのステップが完了したら、元の計画に戻り、次の項目に進む。この「分からなければもう一段階分解する」を徹底するだけで、法律も技術も専門外の領域でも、迷わず前に進められるようになった。

考え方:何から始めるかをClaudeに整理してもらう

例えば「副業でWebサービスを作って収益化したい」とだけClaudeに伝える。すると、開業届、サービスのアイデア検討、法人化の判断、住所の扱い、技術面、法律面といった項目に整理して返してくる。

ここで全部を一度に進めようとしない。まず「理解できる項目」と「理解できない項目」に仕分けする。理解できるものはそのまま進め、理解できないものだけを1つずつ選んで、Claudeに深掘りしてもらう。この仕分け作業こそが、人間側に残る一番重要な仕事だと思っている。

事例 1:開業の法務周りについてClaudeと整理する

実際にやった例が、個人事業の法務まわりの整理だ。特定商取引法に基づく表示、プライバシーポリシー、電気通信事業の届出、利用規約——どれも聞いたことはあっても中身を正確には知らない項目だった。

ここでもまず、Claudeにそれぞれが「何のために必要か」「自分のケースで必要かどうか」を整理してもらう。そのうえで、必要と判断したものについては「このページの叩き台を作って」と依頼し、出てきた文面を読みながら「ここは違う」「これはこういう意味か」と1つずつ確認して直していく。ゼロから調べて書くのではなく、叩き台を判断材料にして磨き上げる、という進め方だ。

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この「分解して、分かるところから判断する」進め方は、実際のアプリ開発でも同じように使っている。